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ごあいさつ

第22回日本不妊カウンセリング学会学術集会の会長の任を引き受けさせていただきます、リプロダクションクリニック大阪・東京の水田と申します。今大会は「変わりゆくARTに 'いま' 必要なこと」をテーマに、今日の生殖補助医療(ART)に関する情報収集や発信、情報提供の仕方などを胚培養士の目線でお伝えします。ART業務に従事している方にも間接的に関わっている方にも分かりやすくお話ししていただける講師の先生方にご講演をお願いしておりますので、ぜひ一人でも多くの方に足を運んでいただきたく思います。胚培養士にこれから求められる役割についても議論したいと考えておりますので、胚培養士にも必見の内容となっております。

さて、当学会としては本開催が非常に大きな節目の年になります。2020年以降はCOVID-19感染症拡大の影響を受け、実に4年ぶりの現地開催となります。この期間にARTの保険診療も開始され、我々も不妊に悩む患者さんもおかれている状況が大きく変化しました。実施会場もこれまで開催しておりましたニッショーホールではなく、日本教育会館一ツ橋ホールで行われます。時世柄、学会などでしかなかなかお目にかかれない方も多いと思いますし、現地開催での討議に飢えている方々もいらっしゃるかと思います。一般演題も広く募集しますので、新たな当会の門出となる今大会で発表者としての参加もお待ちしております。

集会長はじめ関係者一同全力でお迎えいたしますので、ぜひ盛会となりますようみなさまのご協力をいただけましたら幸いに思います。

2022年11月吉日
リプロダクションクリニック大阪・東京
水田真平