会長挨拶
第32回メディカルスタッフ講習会を徳島県眼科医会が担当することになりました。今回は、ハイブリッド開催となりますが、残念ながら現地でのご参加は徳島県在住の方のみとさせていただきます。オンデマンド配信も1週間後から行いますので、メディカルスタッフの皆様のみならず、医師、また眼科での就職を希望されている学生の皆様にも広くご参加いただければと思っております
第1題目の演題は、最近注目されているロービジョンケアを支える一つの手段となり得るQDレーザの仕組みや活用方法を詳しく紹介していただける「見るを支え・守り・楽しむ。 網膜投影技術が実現する社会」についてご講演していただきます。そして第2題目は公認心理師臨床心理士の先生に「心理発達課題のある子ども・保護者への対応」についてご講演をしていただきます。眼科医は心因性視覚障害のお子さんを診ることも多いと思いますが、発達障害のあるお子さんの診療には日々悩ましいことも多く、そういう場合の一助となれればと思います。第3題目は、「多様性社会の中での眼科診療」という演題で、眼科医療従事者が様々な障害やいろいろな特性のある患者様にどのように対応していけばいいかを臨床経験豊富な先生にご講演をお願いいたしました。
本来であれば、徳島県に来ていただき、本場の阿波踊りをご一緒にさせて頂いたり、鳴門の渦潮を間近で見ていただいたり、おいしい阿波の幸をご堪能いただいたりできればと思いますが、それ以上にご参加していただいて、ためになったと実感していただける講習会にしたいと思っております。是非とも、今回の講習会にご参加いただければと思います。
最後になりましたが、なかなか収束に向かわない新型コロナに日々向き合いながら眼科診療をされている皆様方のご健康と益々のご活躍をお祈りいたします。