ごあいさつ
日本不妊カウンセリング学会
第25回学術集会 会長 菅野 伸俊
このたび、第25回日本不妊カウンセリング学会学術集会において、会長を務めさせていただくこととなりました。四半世紀という節目の回にこのような大役を仰せつかり、身の引き締まる思いとともに、深い感謝の気持ちを抱いております。
本学術集会のテーマは、「男のきもち」です。
不妊治療において、男性が抱える葛藤や孤独、言葉にしづらい思いに光を当て、声なき声に耳を傾けることが、より包括的な支援につながると考えています。「話しにくい」「相談できない」「見えない不安」
そうした男性たちの“きもち”を正面から捉え、共に考える場にしたいと願っています。
特別講演では、「男性不妊史」と題し、男性不妊の過去から現在への歩みを振り返りながら、その変化と課題についてご講演いただきます。
また、シンポジウムでは、精子提供についての現状と課題をテーマに、多職種の視点から議論を深めます。
さらに、ランチョンセミナーでは、注目されるDFI(DNA断片化指数)検査について、日々の実践に役立つ知識をわかりやすく解説していただく予定です。
一般演題も広く募集いたします。
本年のテーマである「男性不妊」に関する研究・実践のみならず、不妊カップルへの支援全般や、生殖医療、心理・社会的支援、カウンセリングなど、多岐にわたる分野からのご発表を歓迎いたします。多くの知見が集まり、会員同士が学び合える貴重な機会となることを願っております。
第25回学術集会が、「男のきもち」に真摯に向き合い、不妊に関わるすべての人への理解と支援の深化につながる場となるよう、精一杯準備を進めてまいります。どうぞ、皆様のご参加とご協力をよろしくお願い申し上げます。