日 時
2025年11月29日(土)
会 場
ホテルアイスル松山
会 長
佐藤 格夫
(愛媛大学大学院医学系研究科 救急医学講座 教授)
副会長
森 秀樹
(愛媛大学医学部附属病院 形成外科 診療科長)

会長挨拶

佐藤 格夫
第33回日本熱傷学会中国四国学術集会 会長
愛媛大学大学院医学系研究科 救急医学講座 教授
佐藤 格夫

このたび、第33回日本熱傷学会中国四国学術集会を、2025年11月29日(土)に愛媛県松山市のJR松山駅に近いホテルアイスル松山にて開催いたします。

今回の学術集会のテーマは「熱傷治療の戦略の共有化とチーム医療」とさせていただきました。

熱傷治療の分野では、自家培養表皮、人工真皮をはじめ、非培養細胞混濁液、酵素的壊死組織除去剤、高速水流を用いた創傷デブリドマン、創傷被覆材など、さまざまな治療法が開発され、治療戦略はますます多彩になっています。一方で、一部の施設を除き、重症熱傷症例を経験する機会は減少しており、若い世代の医療従事者にとって実際の重症例を経験する機会が限られているのが現状です。

熱傷治療に関わる多くの医療者が知識と経験を共有し、各施設での治療戦略を議論・検討することは、今後の熱傷医療の質を高めるうえで極めて重要です。本学術集会が、世代や職種を超えた活発な意見交換と協働の場となることを願っております。 多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。